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低収入の生存戦略ブログ

小さい会社のIT担当者はoffice買い替え時に通常版とクラウド版どちらを選ぶべきか

結論から

小さい会社の場合はITにかけるコストも抵抗がある場合が多く、また多機能である必要もない為、基本的にはプリインストール版か、通常のパッケージ版を購入するほうが、コスト的には安く済む。ただし、今後会社が大きくなっていく可能性がある場合は管理が煩雑になる可能性ことを考え、クラウド版への早期移行も視野に入れる必要がある。Office365の知見を深めるこちらもチェック!
Microsoft Officeライセンス管理、その厄介なるもの - 中小事業所のオフィスインフラを考える

コストは?

Microsoft Office Suite プリインストール版(税込) パッケージ版(税込) 3年目価格 App
Personal(パーソナル)19,980円32,180円32,180円Word,Excel,Outlook
Home and Business(ホーム アンド ビジネス)24,980円37,580円37,580円Word,Excel,Powerpoint, OneNote, Outlook
Professional (プロフェッショナル)64,580円64,580円全てのoffice製品
Solo(ソロ)--38,200全てのoffice製品、クラウドストレージ(1TB)、Skype通話毎月60分無料、スマホタブレットでも使用可

ちなみに、パッケージ版とプリインストール版の違いは…

種類 特徴
パッケージ版 単体販売されており、ソフトを使用する権利が1ライセンスのみ所持できる。1台のみであれば、どのパソコンにでもインストールすることができるため、使用中のパソコンの認証を解除し、新しいパソコンに移動インストールすることも可能。1度購入すれば「使いまわし」ができることがメリット。
プリインストール版 パソコンとセット購入するのがプリインストール版です。パッケージ版のより1万円以上安く手に入ります。但し、セットで購入したパソコン以外の他のパソコンにインストールができない。パッケージ版との機能の差はない。

パッケージ版を選んだ方がいいユーザー

  • Officeは最新版でなくて良い
  • Word,Excelしか使わないなど使用するソフトが限定されている(ome and Businessで十分である)
  • 毎月の課金に抵抗があり、3年以上使用する予定がある
  • 従業員の数>パソコン台数の場合、共用パソコンでの使用が多い場合
  • スマホタブレットで使わない
  • 2台のPCで使用することができる(パソコン自体にライセンスを与えるため、実質、2ユーザーで使用できる)

クラウド版を選んだ方がいいユーザー

  • PowerPoint,Outlook,Accessを含むすべてのソフトを使いたい
  • Office365の場合、常に最新バージョンを使用したい
  • 継続的にMicrosoftにサポートがある
  • 1TBの大容量クラウドストレージを使用する予定がある、活用できる
  • スマホタブレットでも使いたい(複数ユーザーの使用できるが、1ユーザーに対してライセンスを与えるため、禁止されている。)