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目標達成率を上げるには「MACの法則」を活用しよう

メンタリストのDaigoさんの話が勉強になったので「MACの法則」を使って、正しい準備をして目標を達成率を上げる法則なのですが、を今年の年始にした目標の棚卸も含めて見直ししていきたいと思います。

MACの法則とは:アイントホーフェン工科大学(オランダの公立大学)の研究チームが事前準備に関する38件の論文をメタ分析をしてわかった法則。

※ちなみにメタ分析とは...論文ランクは4つに分かれる
1. メタ分析の論文 → 複数の研究の結果を統合して分析すること。論文の論文で信憑性が高い。
1. RCT →評価のバイアスを避けて客観的な評価を目的とした研究手法をとること
1. 基礎研究
1. 評論家の意見

MACの法則」を要約

要約すると自分の価値観・能力にあった目標を細かく小さい目標にして、行動することが目標を達成しやすくなるということでしょうか。

MACの法則」の解説

  1. Measurable (測定可能な目標を設定する)
    最終的な目標の設定と、目標達成までの途中の過程を測定可能な状態にさせる。(とにかく数値化する)
    ダメな例:「俺、来年のマラソンイベントで10位以内に入りたい」
    良い例:「去年の10位が〇時間〇分で、毎時〇kmのペースだから毎日ラインニングで 最低限このペースを上回るように練習する」

  2. Actionable(現実的に行動できる範囲を決めて行動に移す) 壮大な夢を設定するのは無駄になってしまう可能性が高く、遠すぎて努力を怠る。未来過ぎない、確実な目標を設定していく事を考えていくことが良い
    ダメな例:「俺、金持ちになりたい」
    良い例:「年収1000万円が見込める企業の正社員になる、副業を始める」など

  3. Competent(適格性)
    自分の価値観や目的を乖離しすぎないように、目標設定を行う必要がある 解釈が難しいのですが、文字通り自分の人格にあった目標設定をするということで捉えれば、「人前に立つと頭が真っ白になってしまう体質なのに、舞台女優になりたい。」「重度の音痴だけど、歌手になりたい」とか自分の能力を超えすぎない程度の目標設定が必要だということでしょう。

MACの法則と林先生の名言と合わせて考える

話は逸れますが、目標達成について東進ハイスクール林修先生の話を借りれば「努力は必ず報われる。ただし、正しい場所で、正しい方向で、十分な量なされた努力は裏切らない。」
なんとなくみんな分かっている、もやもやとした事象を言語化できるのは頭のいい人の証拠です。林先生さすがです。

この言葉をMACの法則に当てはめてみれと
正しい場所:Competent(適格性)
正しい方向:Actionable(行動可能性)
十分な量:Measurable(測定可能性)
がそれぞれ対応するといっていいと感じました。

まず林先生から気づいたことは目標達成には場所を決めて、方向を決めて、ゴールへ向かうために歩く。そこからDaigoさんが具体的な道筋を提示してくれたので、今後はMACの法則を合わせて有効活用するべきですね。
MACの法則は論文なので、普段論文を読まない一般人には敷居の高いものですが、Daigoさんや林先生がわかりやすく解説してくれることで理解度が低い人(もちろん私を含めて)には助かります。

まとめ

研究結果によると、MACの法則をしない場合は目標達成率が10%を切るようです。逆に言えば法則をうまく活用できれば目標達成に近づくので使わない手はありません。