1頭の牛・豚・鶏からとれる部位の重さについて
いろいろと活用したくて、これまで収集した情報です。
牛 概要
和牛1頭(約650~750kg)から取れる食べられる部分は約230~300kgで体重の4割程度。内臓は150kg程度で、骨が50kg、皮が42kg,70kgの脂。乳用肉牛(ホルスタインのオスで去勢した牛)では和牛よりも重く800キログラム前後。牛の場合、生体重量を100パーセントとして、33パーセント程度の肉(精肉)、 6.3パーセント程度の可食内臓が、それぞれとれます。例えば、生体重量690キログラムの牛からは、家庭で消費できる肉(精肉) は228キログラムになり、また食べられる内臓は 43キログラム程度がとれることになります。
牛 部位ごとの重量
部位 | 重量 |
タン | 1~1.5kg |
ヒレ | 約3キロ |
リブロース | 約10キロ |
サーロイン | 約10キロ |
肩ロース | 約18キロ |
ランプ | 約5キロ |
イチボ | 約3キロ |
マエバラ | 約15キロ |
ナカバラ | 約30キロ |
ソトバラ | 約30キロ |
バラヤマ | 約3キロ |
ウデ | 約10キロ |
マル | 約10キロ |
内モモ | 約10キロ |
外モモ | 約10キロ |
スネ | 約10キロ |
スジ | – |
カブリ | 約1キロ |
サガリ | 約1キロ |
ハラミ | 約1キロ |
タン | 約1キロ |
テール | 約1.5キロ |
三角バラ | 約1キロ |
カイノミ | 約1キロ |
フランク | 約1キロ |
みすじ | 約1キロ |
ざぶとん | 約1キロ |
トモサンカク | 約1キロ |
豚 概要
項目 | 重量 | 割合 | 用途 |
生体重量(豚一頭 | 約110kg | 100% | - |
精肉部分 | 約45~50g | 40~50% | - |
内臓(可食部分) | 約15kg(過食部分9kg) | (8%) | - |
骨 | 約10kg | % | - |
皮 | 約10kg | % | 皮は靴や衣類・毛は筆に使われる |
脂 | 約15kg | % |
豚 部位ごとの重量
部位 | 重量 |
豚ロース | 約9.0kg~11.0kg |
豚ヒレ | 約1.0kg~1.4kg |
豚肩ロース | 約5.0~7.0kg |
豚バラ | 約10.0kg~12.0kg |
豚ウデ | 約10.0kg~12.0kg |
豚モモ | 約16.0kg~20.0kg |
豚スペアリブ | 約1.0~1.4kg |
鶏 概要
鶏の場合、生体重呈を100パーセントとして、骨付き肉は 70. 2パ セント程度になり、 そこからの正肉・手羽先・手羽 もと、ささみ等の食べられる部分の割合は、 53パーセント程度になります。また、可食の内臓は4パーセント程度です。 例えばl羽2500グラムとした場合、正肉・手羽先・手羽もと、 ささみ等が 1325グラム、可食の内臓が100グラムになります。
鶏 部位ごとの重量
出荷サイズのブロイラー1羽(約2600g)から、精肉が1125g程度が取れます。 畜産物の中で、最も季節の影響を受けやすいのは鶏肉です。 ・夏場 1羽 平均重量 2.2-2.5kg ・冬場 1羽 平均重量 2.5-3.0kg
部位 | 重量 |
ムネ肉 | 0.364kg |
モモ肉 | 0.445kg |
ささみ | 0.077kg |
手羽(手羽もと、手羽さき、手羽なか) | 0.194kg |
かわ | 0.045kg |
きも(心臓・肝臓) | 0.073kg |
すなぎも(筋胃) | 0.032kg |